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時代を読む

皆様のお役に立てればと思い、「時代を読む」として、情報を記載し、ご縁のあった方々にお送りしております。

様々な時代の波をおかげさまでなんとか乗り越えてきた私の感性で、思いつくまま話をします。

何か一つでも新たな発見となれば幸いです。

エリアリンク株式会社 代表取締役 林 尚道

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VOL.214 2017年10月号

VOL.214 2017年10月号

今回は、私が考える「想い」というテーマについてお話しいたします。
 私は、どちらかというと自分自身は自己主張の強い人間だと考えています。例えば、企画でもイベントでも誰かに何かをした場合、「ここまでやったからには満足するだろう」とか、「ここまでやれば喜ぶだろう」と思ってきました。ただ最近は、「ここまでやったのだから」という言葉は非常に残念な言葉であると感じ始めています。私は、社員にその人生の終わりにあたって「幸せな人生だった」と言って欲しいのですが、つい最近まで「私がここまでやったのだから幸せになれるはずだ」と考えていました。しかし今では本当に幸せになって欲しい、という想いを強くしています。心の底からそう想えたときに、私の心の中が澄みわたり、色々なことに対して損得抜きでどうしたら“すごい”と思われるか、ということに注力できるようになりました。ただし、ストレージを利用しているお客様が本当に“すごい”と思っていただくための施策が十分かと言えば、まだまだ足りないと考えており、今後の大きな課題と認識しています。
 今、当社が主催する“未来型理想企業塾”のなかで、当社の様々な仕組みを他社に広げていく取組みを始めています。労働時間の長さに縛られることなく、効率よく結果を出し、もっと楽しく仕事も人生も送ることができる仕組みはどのようなものか、について広く伝授していくことで、“未来型理想企業塾”に参加する会社すべてを成功させたい、と強く想っています。
 不思議なことに、お客様への想いや、社員への想い、関係している人たちへの想いが強くなってくると、数字、目標、ひいては業績といったことに関する全ての課題が自然と解決していく、という感覚を体験しています。この年齢になって、そんなことを感じているのはおかしいかもしれませんが、数字に追われ、また数字を追うと、その変動に一喜一憂する人生になります。立派な意見に聞こえるかもしれませんが、私は強い自己主張を持っていましたし、またそれを発揮してもいたのですが、今ではお客様への想い、社員への想い、関係者への想いが勝るようになり、心穏やかに純粋に仕事を楽しめるように変わってきました。私は過去、自分の中に多くの利己的な部分を背負ってきましたが、それが解けていくような感じがあります。今、私の中には、本当に少人数で利益を上げ、社員と社員の家族含めて結束の固い会社を作りたいという想いが強くあります。一人一人の社員の顔が見えて、一人一人の家族が見える、そして本当の仲間であって助け合い、年齢を重ねても仲間でいることができる、そんな想いを実現したいと考えています。
 当社はまだその段階にありませんが、世の中、お客様、社員、関係者に対してこうありたい、そして、こうしたい、という強い想いが事業の全てであると考えています。その想いが本物であればあるほど、その企業は世の中から必要とされ、企業も社員も成長していくのではないかと思います。
 昔の私からすると想像もできない思考になっていると思いますが、現在、毎日が充実しており、仕事の疲れも少なく、色々なアイデアが次から次へと湧いて出てきます。今回のテーマが「時代を読む」に合うかどうか分かりませんが、私の中でこの想いの変化は衝撃的ともいえる、節目の訪れだと思っています。今までの自分に対する反省も含め、数字に追われる人生ではなく、想いを追っていく人生でありたい、と考えています。今回は私の話が中心となってしまったかもしれませんが、皆様のご参考になれば幸いです。
代表取締役 林 尚道