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時代を読む

皆様のお役に立てればと思い、「時代を読む」として、情報を記載し、ご縁のあった方々にお送りしております。

様々な時代の波をおかげさまでなんとか乗り越えてきた私の感性で、思いつくまま話をします。

何か一つでも新たな発見となれば幸いです。

エリアリンク株式会社 代表取締役 林 尚道

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VOL.130 2010年10月号

VOL.130 2010年10月号

   今回は、「人を育てる」というテーマでお話します。

   恥ずかしい話ですが、これまでは私自身が営業の最前線にいて、あらゆることを自ら率先してやって来ました。そして、後のフォローを部下にしてもらうというような流れで仕事をして来たような気がします。

   今はこれまでの反省も含め、全て執行部に仕事を委ねています。様々なことを執行部主導で行うことにし、その中で困ったことがあればアドバイスをするという形で、今成果が出始めています。

   実際、人に仕事を任せるということに集中すると、どういう風に話した方が任された人間がやり易いか、どうサポートするのがいいのか、また、どういう注意の仕方がいいのか等、色々な角度で考えるようになりました。始めは戸惑いましたが、社員のやる気や顔つきを見ると、本当に良くやっているなと素直に褒められます。

   よく「人を動かすより自分でやった方が早い」という人がいます。それはある意味では言い訳で、本当は、人にやらせ切ることが出来ない、不安であるということではないでしょうか。やはり人を動かすには相当力の差がないと難しいのではないかと思います。また、自分が出て行くべきことと部下に任せるべきことの判断は非常に重要です。

   一つ注意点として感じていることですが、部下に仕事を振る際に、自分が出来ないことを部下にやらせてしまうのは危険であると思います。それは丸投げのようになってしまいますので、自分が理解し、ある程度答えを持った上で部下にやらせていくということが凄く大事であると思います。

  任された人は失敗もします。前面に立たされた中、自分で悩み、考え、また結論を出すことを教えていかないといけないということを、今は体感しています。お陰様で元気なうちにこのような形がとれて来ているということは、非常に幸せだなと思っています。

   会社とは、業績を上げることも重要ですが、人が育つということもあるべき会社の姿だと思います。そういう意味では、人に場面を与え、自分も理解をしていて、見えないところで一緒に考えてアドバイスをする、ということが非常に大切ではないかと思っています。

   このように自分が切り替われたことが本当に不思議な感じです。非常に大きな自分の転換期だったと思います。この3年ほどは大変な時が沢山ありましたが、試練の後にはご褒美がもらえるのだなと思いました。今は、経営はおもしろい、楽しいと感じています。これから、自分の経験の集大成が出来ていくなという感じがします。

   是非当社の業績も含め、色々な形で現場にも変化が現れていくと思いますので、今後も楽しみにして頂ければと思います。

林 尚道

代表取締役 林 尚道