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時代を読む

皆様のお役に立てればと思い、「時代を読む」として、情報を記載し、ご縁のあった方々にお送りしております。

様々な時代の波をおかげさまでなんとか乗り越えてきた私の感性で、思いつくまま話をします。

何か一つでも新たな発見となれば幸いです。

エリアリンク株式会社 代表取締役 林 尚道

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VOL.131 2010年11月号

VOL.131 2010年11月号

   今回は、「事業計画」というテーマでお話します。

   時期的に事業計画を作っている企業も多いと思います。当社の行っているやり方を説明しますと、今回より、20人近くいる各部署の責任者から、事業計画を作ってもらうようにしています。

  まず本部にかかる経費を、各部署の給与合計の比率で振り分けて原価を出します。運用にかかる経費も同じように振り分けます。自分の部署がどれだけ経費が掛かっているかを各人が知ることが出来ますので、自分の部署をどうして行こうかと考えるようになります。管理系の部署では、例えば業務を外注するといくらになるのかを算出するなどし、効率が良くなる工夫をして事業計画を立てています。

   それに伴い評価制度も明確にしています。ストレージ運用の部署で例えると、コールセンターでは問合せから契約までの決定率であったり、滞納回収の部署であれば滞納率を一つの成果として評価していきます。また原価をどれくらい抑えられたかもきちんと評価しています。

  売上と原価の意識を全員が持つことになるので責任が明確になり、また自分の部署の方向性を考えるようになって一体感が出てくると思います。

  各人が戸惑っていると思いますが、自分たちがどういう立場にいて、どういう事をやらなければいけないのかということを自覚し、責任と義務がはっきりしてくるので、評価も明確に出来ます。

  ただ一番怖いのは、数字ばかりを追ってお客様満足や社員満足が損なわれることですので、この意識は経営者が絶えず社員に落とし込んでいかなければいけないと思っています。自分達のしている事が社会の役に立っている、お客様に喜んで頂いている、自分たちの評価がきちんとされて、成長出来ているなどということが根本になければいけないと思います。

  社員の成長無くして会社のステップアップは無いと思います。そういう意味では今回の事業計画のやり方は、当社にとって大きな一歩ではないかと思っています。

   以前の「時代を読む」でもお話していますが、今の縮小した経済状態は特別では無いと思っていますし、今後リーマンショック以上のことが起こってもおかしくはないと思います。そのようなことも視野に入れて、きちんと社員を育てておく必要があると思います。優秀な社員がいて、お客様に喜ばれる商品とサービスのたくさんある会社が、100年200年と長く継続できる企業であると思いますので、当社もチャレンジしていきたいと思います。

  ご意見などございましたら是非宜しくお願い致します。

林 尚道

代表取締役 林 尚道