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時代を読む

皆様のお役に立てればと思い、「時代を読む」として、情報を記載し、ご縁のあった方々にお送りしております。

様々な時代の波をおかげさまでなんとか乗り越えてきた私の感性で、思いつくまま話をします。

何か一つでも新たな発見となれば幸いです。

エリアリンク株式会社 代表取締役 林 尚道

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VOL.158 2013年2月号

VOL.158 2013年2月号

 今回は、「チョット バブル」というテーマでお話します。

 自民党が衆院選で勝利した為、世の中は円安・株高や金融緩和の傾向にあり、今後お金の動きが活発化すると予測されます。
 これから株や不動産にお金が流れ、不動産の買いが強まっていくことが考えられます。そうすると、今まで売れなかったものが売れるという現象が起こる可能性があります。つまり、少し利回りが落ちている投資商品、分譲等の住宅は、高値買いをせざるをえなくなることが考えられます。一方で、不動産を片付けるには非常に良いタイミングが来たなという印象があります。
 併せて来年度から消費税が上がり、駆け込みの買いも増えることで、より活況を呈すと思います。しかし、景気の回復傾向がこのまま続くことは考え難く、この流れに乗ってむやみに拡大すると、景気後退局面で不利益を被ることになります。

 また、多くの方が、安定した収入を持ちたいと思うので、投資用の収益不動産に関心が集まって来ます。ただ賃料というのは、今の流れでは年を追うごとに減少して行くものだと考えた方が良いと思います。
 長い目で見ると、特に地方や交通が不便な地域では、借り手が少ないという厳しい状況になります。必要な施設や交通手段が整っていて、非常に便利な東京圏に今よりも人口が集中すると考えられます。地方の不動産を売って、東京圏で買い換えるという傾向もより顕著になる可能性があります。不動産の流れがだいぶ変わって来ているので、今回のチョット バブルが終わると加速度的に進むと思います。
 これからは、世の中のニーズをきちんと把握し、非常にシビアに物事を考えないと不動産というマーケットで生き残るのは厳しくなります。

 私は今回のような状況下こそ、慎重な対応が必要だと思います。今のうちに自分自身が保有している不要な物を処分して、身軽になることも大事です。儲けに走るのではなく自分の姿勢を崩さずコツコツやることで、これから迫る厳しい時代に対抗する準備が出来るのです。だからこそ当社は、ストレージ事業、ビル事業、SOHO・貸会議室事業の3つのストック型で地道ではありますが、安定的な経営を行っています。

 消費税増税後は、繁栄する会社と衰退する会社がより明確に分かれると思います。やはり激しい変化の中で生き残る会社には、高い適応能力が求められます。
そして、これからが本当の経営手腕、経営者能力が非常に問われる時だと思います。私は経営者として、今回のチョット バブルに乗らないという判断も適切であると思っています。

 これからも社会がより便利に、より発展をしていく為、非常に変化に富んだ世の中になって行くでしょう。当社もきちんとしたストック型事業で健全経営を行い、世の中の変化に対応出来る会社作り・人材育成をしなければと考えていますので、宜しくお願い致します。

                                                                     林 尚道

代表取締役 林 尚道