エリアリンク株式会社

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時代を読む

皆様のお役に立てればと思い、「時代を読む」として、情報を記載し、ご縁のあった方々にお送りしております。

様々な時代の波をおかげさまでなんとか乗り越えてきた私の感性で、思いつくまま話をします。

何か一つでも新たな発見となれば幸いです。

エリアリンク株式会社 代表取締役 林 尚道

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VOL.173 2014年5月号

VOL.173 2014年5月号

 今回は、「当社の新卒採用」というテーマでお話いたします。

 皆様の会社も、4月から新入社員が入社したと思います。当社でも9名の新入社員を迎えることが出来ました。しかし世間ではすぐ退職してしまう社員や、モチベーションが低いという問題を耳にします。そこで今回は、当社で実践している新卒採用の方法についてお話をさせて頂きます。

 当社が行っている新卒採用のポイントは3つあります。
1つ目は「初めから会社の話はしない」ということです。通常であれば、事業内容や財務体質など、まず、会社の説明から入ることがほとんどだと思います。しかし当社では、働くことの意義や自己成長の方法など、その人の人生にとって必要な情報を与える場を設けています。
 今の学生を見ていると就職すること自体が目的となり、会社を自己実現の場と捉えていないように感じます。そこで当社では学生たちに自分のなりたい姿や、自分の夢を明確にするアドバイスをしています。学校とは異なり、会社は自分で学んでいかないと何も出来ないということを教えます。
 学生が将来何をしたいのか明確にすることで、学生にとって今後の就職活動に役立ちます。また、それは結果的には会社にとっても学生の目指す方向が分かるので、求める人材とのミスマッチを未然に防ぐことが出来るというメリットも生まれます。

 2つ目は、「学生に対して時間を費やす」ことです。当社では面談も含めて一人当たり10時間から30時間程度の時間を設けています。もちろん応募者全員ではありませんが、最終的に40名程度はそれだけの時間を費やし面談をしています。時間の無駄だと思う方もいらっしゃるかと思いますが、一人ひとりに向き合うことで内定後・入社後の配属や育て方のイメージを持つことが出来ます。
 つまり選考をしている段階で、学生の適材適所を見つけることが出来るため、結局は効率的な採用と、その学生にとって最適な育成方法を見つけることが可能となります。

 これら2つの方法も大切ですが、3つ目のポイントは、やはり採用担当者の選定です。最近の傾向として、会社の規模や事業内容よりも、どんな人と一緒に働くかを重視する学生が増えているように思います。
多くの会社では、人事経験者を新卒採用の担当として選ぶかと思いますが、私は人事経験だけで選ぶべきではないと考えています。当社の新卒採用担当を選ぶ基準としては、活躍している新卒の若手社員であり、会社の情報に詳しく、また会社の理念や夢に共感しているという点になります。やはり担当自身が新卒で、就活の経験からあまり時間が経っていない若手であると、自分の経験から採用方法の改善も出来ますし、まず学生の気持ちが分かると思います。そして先ほど述べたように配属のイメージまで考えるためには、担当者がきちんと会社を理解しているということも重要になるのです。

 皆様も色々な採用方法を実践していると思いますが、やはり学生に対してどれだけ真剣に取り組んだかということが、一番大切なことだと感じています。今回お話した方法はあくまで当社独自のやり方ですので、ご興味があれば参考にして頂けると幸いです。

林 尚道

代表取締役 林 尚道